87のFXトレトレ日誌

本業+αで資産形成

【雑感】コロナ禍と相場の類似点

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アフターコロナ、ウィズコロナ、ニューノーマルなどなど、コロナが全世界に流行する前と後で、世界の常識がガラリと変わってしまいました。

 

日本も然り。

 

でも、本当に変わったのかな?

なんて思うことがあります。

 

以前ほど大きな飲み会が開催されているのは見かけなくなったものの、Go Toキャンペーンで旅行者も飲食店も人出が増え、政府が掲げた「勝負の3週間」も国民に響くどころか東京の主な地域では人出はかえって多くなったという結果まであります。

集団心理もあるのかもしれません。

 

どんどん感染者が増えているにもかかわらず、だんだんと病気が見えてきたからこその、気のゆるみ。自分自身の身近に感染者がいないから「今まで大丈夫なのだから、大丈夫だろう」という思い。つまりは「慣れ」なのかもしれません。

 

そんな社会の動きをみながら、相場ににているな。と感じます。

大きく動いた相場は、どんな相場であっても、一旦は元に戻ろうという力が働きます。

相場には波があるのです。

押しては引いて、押しては引いて。

次の波は押しなのか、引きなのか、大きい波か小さな波か。それを捉えるのがFXではないかと思います。

 

そして、コロナ禍中の社会も。

大きく社会の流れが変わった、変わらざるをえなかった。

オンライン会議、オンライン授業、ワーケーション、移住需要の高まりなどに関心が集まりました。いわば一気に押しの波がやってきたのです。

そして押しの波の後にくるのが引きの波。

一旦は今までとは違う働き方、日常の過ごし方を体験した上で、元に戻ろうとする力が働きます。

大きな押しの波と引きの波が交錯しながら、落ち着くところに落ち着くのでしょうけれど、新しい変化の中で良かったことがあった人もいるのではないでしょうか。

 

例えば家族と過ごす時間の大切さを再認識したり、つきあいで行っていた飲み会が無い快適さを感じたり、普段何気なく話していた雑談の重要さに気づけたり、人に実際に会うことの大切さが身に沁みたり。

 

新しく変化した社会のシステムと、日本の社会が落ち着く・・・折り合いをつけるところはどんなところなのか。

そしてその社会の中で自分はどう生きていけるのか、生きていきたいのか。

押したり引いたり、変化のリズムを感じながら、しっかりと考えていきたいと思うのです。