これは!
面白い。役に立つ1冊でした。
「あたりまえ」はだれにとっての当たり前なのか。
発達障害ではなくてもライフハック本として、日々の生活を自分が過ごしやすいように変えるヒントがたくさんありました。
私が気になったのは、キーファインダーやカレンダーの使い方、机の使い方。
忘れっぽいので
・家の中で物をなくす
・カレンダー(スケジュール)の書き写し漏れで予定を忘れる
というのは非常にあるあるで、この本を読んで日々のちょっとしたストレスをなくすヒントになりました。
家の中で物をなくす
出がけに鍵が見つからない。
さっきまで使っていたスマホをどこにおいたかわからない。
これは結構あるあるです。
鍵は置き場所を家の中の定位置と、カバンの中での定位置を決めるようにしてから、かなり探すことは減ったのですが、たまに服のポケットに入れっぱなしだったり、買い物が多すぎて両手が塞がっていていつもの場所に置けずに忘れるなど・・・
そこで紹介されていたのがキーファインダー
この商品、知ってはいたけど、買うまでに至っていなかったので、背中を押された感じです。
使い方は
①タグをよく失くすものに取り付ける
②どこにあるかわからなくなったら、探しているものについているタグの色のボタンを押す。
③タグから音が出る
④見つける
そしてキーファインダーを早速ぽちっと。
早速、家の鍵、自転車の鍵、スマホなどに取り付けました。
人によって家の中でよく失くすものって決まってくると思うのですが、付けて邪魔にならないものならば、私はこれに加えて眼鏡にも取り付けたい・・・!!
自分の場合は上記のモノですが、人によってはエアコンなど家電のリモコンだとか、鞄だとか、傘だとか、自分が不自由しているものに付けるといいですね。
あと、最大のポイントはこのキーファインダーのリモコン自体を失くさないこと。
筆者は家具に両面テープで貼り付けて位置を固定されてました。
私は今のところ決まった引き出しに入れています。使う時は引き出しの中で使う。
絶対に引き出しから出さない。
なぜなら、キーファインダーのリモコンを持って探し物をして、探し物を見つけたらその安心感からリモコンはそのあたりの棚などに置いて失くしそうだから!!
2階建て、3階建ての広い家の方だとそれでは探せないでしょうけれど、我が家は幸い広くないので、それで十分なのです。
使ってみて良かったら高齢の親にも薦めたいと思います。
1例だけ紹介してみましたが、他にもお役立ちハックが47例も!
いろいろ試してみたいと思います。
あと、「発達障害サバイバルガイド」がとても読みやすくて楽しかったので、著者である借金玉さんの他の本も読んでみました。
サバイバルガイドより前に出されている本ですが、サバイバルガイドにも出てくる内容が詳しく書かれていたり、本のタイトルの通り、仕事にあたり工夫されていることが書かれていています。
これを読んであなたも食える人に・・・という本ではありませんが、工夫をすることの重要性に気づかされる1冊です。