新型コロナウィルスも下火になってきて、感染対策を徹底しながら飲食店で食事を楽しむこともできるようになってきた。
通勤電車に至っては、もう少し空いているままで良かったのになと思うほどに、じわりじわりと週を追うごとに乗車している人が増えている。
とはいえ、「今後のためにも感染対策はしないとだめだよね」という意識は人や企業の中で浸透してきており、新たな対策グッズを求める人が増えてきた。
友人が勤める会社では元々ネットショップも運営していたが、今回のコロナでネットショップからの受注が増えたそうだが、ネットで入った注文の処理は、シフト勤務のパートさんが中心となって処理しているという。
パートさんが使うパソコンは、個人貸与ではなく、シフト出勤した人が交代で使用する共用品だ。
今までは毎日キーボードを除菌液で拭いていたが、あまりに除菌液で拭きすぎたのかキーボードの故障が出たりしたそうで、キーボードカバーを導入するそうだ。
同様にパソコンを共有しているという別の友人の会社では、パソコンは共有のままだが、ワイヤレスキーボードとマウスが個人貸与になったそうだ。
その他、テレワークの導入も兼ねて個人貸与のノートパソコンに切り替える予定だが、入荷がままならないため、一時的に使い捨て手袋を導入している会社もあるらしい。
共用のものといえば、飲食店でメニュー表をなくして、QRコードを読み込んで、個人所有のスマホから注文するシステムを導入した店舗があるとニュースでやっていた。
そのうち、タブレット注文のファミレスメニューだとか、ATMのタッチパネルなんかも変わってくるのかもしれない。
やり方は色々だけれど、今までと違うものが急に売れ出す流れになっている。
新しい働き方に商機はある。新常識への対応をしながら柔軟に対応していくことが必要な局面なのだろう。
皆、日々模索している。
こうやって時代は動いていくのだ。