FXをはじめる時に、リアルトレード(実際のお金のトレード)を行う前にデモトレードを行う人は少なくないと思います。
その後、デモトレードからリアルトレードにはどんなタイミングで切り替えたらいいの?
切り替えるタイミングについて悩めるあなたのために書きました。
いつもありがとうございます!87です。
FXを始める時にはデモトレードはできればした方が良い
全くの初心者の場合はデモトレードをすることをおすすめします。
「できれば」と書きましたが、気持ちは「必ず」と言っていいぐらいだと思います。
それぐらいはじめのデモトレードは大切。
だけど、いつデモトレードから卒業したら良いのでしょうか。
デモトレードから卒業するタイミングは3つ
・操作方法を理解した
・契約しているFX会社ならではの動作癖を理解した
・自分が定めた期間でのトータル損益がプラスにできた
1.操作方法を理解した
自分の設定したいチャートの表示方法やエントリー方法、決済方法、ストップ(ストップロス)の設定、リミット(テイクプロフィット)の設定など一通りの方法を学びましょう。
実際の取引をはじめてから、いざエントリーはしたけれど決済方法がわからずモタモタしているうちに損してしまった・・・なんてことが無いように。
車でも公道を走る前に、教習所内で練習しますよね。
取引ツールがMT4でも、証券会社独自のシステムでも同じです。
そのツールの使い方をまず理解しましょう。
2.契約しているFX会社ならではなの動作癖を理解した
証券会社によってスプレッドが異なりますし、約定力なども異なります。
こういうタイミングでエントリーしたらエントリー価格はだいたいどれぐらいのズレが出たりするのかといった動作の癖を体感すること。
何度もデモ取引をしてみると見えてくるものがありますよ。
3.自分が定めた期間でのトータル損益がプラスにできた
デモ口座とはいえ取引をしてみると、自分の取引癖や扱える金額幅の感覚がわかってきます。
とにかくチャートを開けたら何らかポジションを持ちたくなるポジポジ病や、感覚で売買し、ただのギャンブル取引になってしまうなど、悪癖を感じたら気付いて変えていきましょう。
「どうせデモ取引だからいいや」という感覚でいると、リアルトレードでも必ずその悪癖が自分の足を引っ張ります。
デモトレードとはいえ、リアルトレードのようにタイミングを「待つ」ことを練習し、「1週間」や「1か月」、「3ヶ月」など、自分が定めた期間でのトータル損益がプラスにできるようになってから実際のトレードをするのがおすすめです。
大切なのは自分とのルールをどれだけ守れるか
FXはしっかり自分でルールを決めて取り組まないといけません。
決して「誰でも楽して簡単に」という世界ではないのです。
今FXで「楽して簡単に」稼いでいる人はそうなるまでに相当の勉強と経験をされています。
自分の頭で考えて、自分でルールを決めているのです。
たとえ、AIの自動売買ツールを使っている方でも、どのタイミングでどのようにそのツールを使うのかは判断しています。
FXで100%勝ち続ける人はいません。
どんな熟練者でもです。
但し、損より利益を大きくすることはできます。
それができる人は「自分とのルールを守っている人」です。
今まで出会ったFXで利益を出している方で、そもそも「自分のルールが無い」という人にはお会いしたことがありません。
ルールは人それぞれです。
自分が取引できる時間帯・得意のパターン・手法・投資額・相性の良い通貨ペアなどが違うので当然です。
まずは自分とのルールを決める。
そしてそのルールを守れるようになる。
基本の基本ですが、とても大切なことです。
デモトレードからの卒業。
それはルールを守れる自分になった時かもしれません。